蔵書・所蔵資料

蔵書

明治期のキリスト教関係文献、詩集を中心とした日本近代文学関係図書、蘭学・英学移入期の辞書、また欧米語による日本および東洋研究等を特色とし、その数は2万点をこえます。これらの図書については、テーマ別の蔵書目録が刊行されています。

所蔵資料

本研究所では、「植村記念 佐波文庫」「隅谷文庫」「木村文書」「野口文書」「青山なを資料」をはじめとする貴重資料を所蔵しています。
所蔵資料に関しては、資料目録や翻刻本などが刊行されています。

貴重資料の一部を、次のページでご覧いただくことができます。

植村記念佐波文庫
公会規則・公会名簿・プレスビテリアン公会簿

植村記念 佐波文庫

1954年佐波亘氏寄贈の明治期キリスト教関係資料。植村正久(1858-1925、牧師・神学者)の女婿にあたる佐波氏が 『植村正久と其の時代』(教文館)を編纂するために集めた資料。

隅谷文庫

1988年元学長隅谷三喜男氏寄贈の明治期キリスト教関係資料。国内における最初の日本語訳聖書といわれるゴーブル訳『摩太福音書』も含まれています。

木村文書

1959年に遺族より寄贈された木村熊二(1845-1927、明治女学校・小諸義塾創設者)および妻鐙子等の日記・書簡・写真・雑稿等。

『木村熊二日記』(1981年3月刊)
『翻刻版 木村熊二英文日記』(1992年1月刊)
『木村熊二・鐙子往復書簡』(1993年3月刊)
『校訂増補 木村熊二日記』(2008年3月刊)

野口文書

1967年に関係者から寄贈された野口幽香(1866-1950、二葉幼稚園・二葉独立教会創設者)の日記・書簡・雑稿等。

青山なを資料

1986年に遺族より寄贈された元本学教授青山なをの自筆ノート・草稿・書簡・研究資料等。