専攻紹介

東京女子大学現代教養学部人間科学科心理学専攻は、認知心理学分野・発達心理学分野・社会心理学分野・臨床心理学分野の4本の柱の上に支えられています。またそれらの柱はそれぞれ独立ではなく、相互に関係し合い、影響しあって機能しています。
心理学専攻に入学する学生の関心はさまざまです。今、関心がある事柄を早く勉強したい、と考えるかも知れませんが、しかし、そうした関心領域の問題も、結局全ての心理学の領域に何らかの関わりがあるわけですから、最初から特定の分野だけに偏った勉強をするのではなく、心理学全般に関して基礎的な知識を持つことが、結果的により深い理解に達する道になります。
心理学専攻の教育が目指すものは、このように、心理学の研究方法を身につけ、心理学的な視点から人間に対する理解と洞察を深めることができる学生を育てることにあります。

心理学専攻の特色

心理学専攻のあゆみ

1954年(昭和29年) 心理学者・高木貞二先生が東京女子大学第五代学長に就任
文学部に心理学科誕生:哲学科から独立
1961年(昭和36年) 学部の名称変更 ――文理学部心理学科に
1993年(平成5年) 大学院文学研究科に心理学専攻修士課程を開設
院生定員6名
2000年(平成12年) 大学院心理学専攻に心理学分野と臨床心理学分野を設ける
2001年(平成13年) 大学院心理学専攻臨床心理学分野が
(財)日本臨床心理士認定協会の第2種指定校に認定される
2005年(平成17年) 大学院人間科学研究科博士後期課程(生涯人間科学専攻)設置
2009年(平成21年) 学部再編―現代教養学部人間科学科心理学専攻に名称変更
2009年(平成21年) 心理臨床センター開設
2010年(平成22年) 大学院心理学専攻臨床心理学分野が
(財)日本臨床心理士認定協会の第1種指定校に認定(2009年度入学者から適用)
2012年(平成24年) 大学院修士課程を改組
人間科学研究科人間社会科学専攻(博士前期課程)設置
認知・発達・社会は心理・コミュニケーション科学分野に
臨床は臨床心理学分野に
2018年(平成30年) 学部再編―現代教養学部心理・コミュニケーション学科心理学専攻 設置