なお本研究は渋谷哲夫氏(大阪工業大学)との共同研究です.
本講演では、正則な多重分岐曲面に対して、それが埋め込み可能な3次元多様体のヒーガード種数を用いることで、最大種数と最小種数を定義し、それらの下からの評価を与えます。また、グラフと円周の直積として得られる多重分岐曲面の最大種数と最小種数は、それぞれ、元のグラフの最大種数と最小種数の2倍に等しいことも示します。
本研究は、Mario Eudave-Munoz氏(Universidad Nacional Autonoma de Mexico)との共同研究です。