東京女子大学トポロジーセミナー
2024年度
- 第2回
- 日時: 2024年5月11日(土) 13:30〜
- 場所: 東京女子大学9号館9101教室
- 招待講演:
- 講演者: 大森 源城氏 (芝浦工業大学)
- 題目: Quasitoric 組み紐群の最小生成系について
- アブストラクト:
Quasitoric 組み紐とは,Manturov によって定義された組み紐のあるクラスである.Manturov は任意の絡み目は quasitoric 組み紐の閉包として実現されることを証明している.更に Manturov は,quasitoric 組み紐全体のなす組み紐群の部分集合が,組み紐群の部分群となっている事も示している.この部分群を quasitoric 組み紐群と呼ぶ.本講演では,quasitoric 組み紐群の最小生成系とそのアーベル化について紹介をする.
- 自由講演:
- 第1回
- 日時: 2024年4月13日(土) 13:30〜
- 場所: 東京女子大学9号館9101教室
- 招待講演:
- 講演者: 田中 心氏 (東京学芸大学)
- 題目: 結び目$n$-カンドルの2次カンドルホモロジー群
- アブストラクト:
結び目カンドルは強力な結び目不変量であり、そこからうまく情報を引き出すことが重要である。本講演では、結び目カンドルから自然数 $n$ に応じて商を取り得られる「結び目$n$-カンドル」に着目する。具体的には、全ての結び目に対して結び目$n$-カンドルの2次ホモロジー群を決定する。顕著な帰結として、結び目3-カンドルの2次ホモロジー群は $0_1$ (自明結び目)・$3_1$ (三葉結び目)・$5_1$ (五葉結び目)を特徴づけることが分かる。本研究は谷口雄大氏との共同研究である。
- 自由講演:
- 講演者: 新國 亮氏 (東京女子大学)
- 題目: Heawood 族の最小交差数に関する一考察
今後の予定:
6月8日(土) 小沢 誠氏 (駒澤大学), 7月13日(土) 田中 利史氏 (岐阜大学)
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日大トポロジーセミナー
早稲田大学教育学部トポロジーセミナー
世話人: 大山 淑之 ohyama(at)lab.twcu.ac.jp, 新國 亮 nick(at)lab.twcu.ac.jp